備忘録 

〜忘れる前に残すメモ〜

05回目 持ち物 ~ムンバイに何持っていけばいいんだ?~

8月1日に正式にムンバイへの辞令が出て駐在がやっと確定した。

 

9月2日(月曜日)シンガポール経由ムンバイ行き。

 

インドというハードな環境下に置かれる前の最後の片道切符は、人生初のビジネスクラス。最高にうれしい。

 

というのも、会社の研修で学んだ資料は機密情報も入っているため紛失できない分、これをハンドキャリーすると、資料だけで10キロはあるため、必然的に規定量を超える。

 

「荷物の量を基準にエコノミーかビジネスかは自分で判断してください」という、

 

”行間を読みなさい”

 

と言わんばかりの天の声に等しい指示のもと、迷わずこのビジネスの選択肢をとった。

 

※リアルな話、情報というプライスレスなものは引っ越し業者も保険かけられないらしいので、大量の書類はハンドキャリー。

 

到着したら、ビジネスクラス分をペイしやす!なんて小さいこと言わずに、今までの経験と知識と人脈を武器に思いっきり暴れてやろうと覚悟して行ってやる。

 

ここで、今準備中の持ち物をリストアップしておく。

 

1.スーツケース(機内持ち込み用1個、70L1個、100L1個)

  →今まで全部機内持ち込み用で済ませていたので、ここにきて70Lと100Lをメルカリで購入。きっと、自分のモノだけではなく現地では商材も積んで移動するであろうから、最強で頑丈なスーツケースを購入。使用感は少しあったけど、70Lのリモアと100Lのプロテックスを2つ合わせて7万で買えたのはでかい。本来なら、20万円以上は散財したことだろう。いずれにしても、散財しているのは間違いないのだが。

 

2.薬

  →インドでは正露丸は全く聞かないとの事前情報。とりあえず、僕の彼女が日本に来た時に、すごい効き目がよかったと言っていたストッパ下痢止めEXを購入。あと、咳止めとウナコーワマスト。

 

3.殺虫剤

  →ワクチンはおかげ様で1か月かけて打ちまくって、ついに完全体のボディを手に入れたが問題は蚊対策。バングラデシュや、フィリピンで現在大流行中の「デング熱」はワクチンがない(あるらしいけど、遺伝子組み換え?とかして医者からは打つのを止められた)。なので、最強との呼び声が高いDEETを大量買い。あと、現地で出張したときように小さいものもいっそのこと大量買い。

 

4.食品

  →無類のスパゲッティ好きの僕にとって、スパゲッティが無い自宅なんて考えられないのでこいつも60食分購入。インドはインディカ米が主流らしい。しかし、日本の米は手に入りにくいとのこと。なので、20キロぐらい購入。炊飯器ももちろん持っていく。ここまでくると、購入した僕の荷物で雪崩れ込んでくるかのように配達され、宅配ボックスは僕の荷物で占領された。あと、ダシ系の調味料も。ちなみに感覚としては、インドのカレーは、日本のダシの立ち位置。日本人が何でもかんでもダシで味付けするのと同じで、インドは何でもかんでもカレー。そういわれたら、帰国した人たちから、「インドはカレーばっかりだぞ!」と言われてもうなずける。日本人もダシばっかじゃんと。ちなみに、最近得た最新情報では、ネットでオーダー形式で、日本支社から定期的に駐在員向けに食料の配達便があることが発覚。これは重宝したい。

 

5.トイレットペーパー

  →現地は黄金の左手でおトイレをすますというのは言うまでもない。いっそのこと左手でやっちゃいます、という覚悟はとうの昔にできているが、さすがに家で一人の時まではそこまで現地化する必要はないだろうという判断から2年分ほど購入。現地よりも日本のほうが絶対安い気がした。トイレットペーパーが不要な国だから。

 

ここまでくると、会社から支度金という援助でお金がもらえるが、すでにその金額はオーバーしていることに気が付く。でも、僕のクリックする指は止まらない。自分を正当化する意味で、そもそも会社の支度金の金額すら少ないのではないかとすら思えてきた。

 

6.Gショック

  →「ロレックスなんてあんなもん、粉塵ですぐオーバーホールやで」この言葉が決め手になり、即1万円ほどのGショック購入。インドにはカッコいいビジネスマンスタイルなんてもんは不要。大事なのは、ちゃんと生活ができること。以前、一緒にバングラデシュに出張いった恩師が、Gショックが最強だよ!と言っていたことも思い出される。つべこべ言わずに即買い。

 

7.空気清浄機

  →これが今最大の悩みどころ。現地でも電化製品は購入可能とのことだが、本当に現地分で大丈夫なのかな?めちゃくちゃ不安。なんせ Most polluted cityの上位に名を連ねるのはインド。北京とか昔は叫ばれていたけど時代はインド。

en.wikipedia.org

 

8.娯楽グッツ

  →サーフボード、登山道具、運動用具、すべてSHIPに積む。たぶん仕事だけしてたら死んでしまいそうなので、ここにきて趣味が大事なのではと思い全部積む。特に今興味があるのは登山。なんせ、ネパールが近いから。

 

9.布団や靴、そして革製品

  →高温多湿、特に雨季が数か月ムンバイでは革製品要注意。調子こいて高い革靴なんて持っていったら雨季でカビだらけになるとの事前情報。いい靴は2足だけ持って行って、シューツリーぶっこんで保管はマストだな。あとは、中国、バングラデシュ出張で重宝していたレッドウイングはこれから相棒確定。なんせ、頑丈でそこが厚いため悪路でも問題なし。

 

10.電化製品

  →電化製品は、変圧器、炊飯器、空気清浄機、そしてティファール以外は置いていく。現地に備えてあるようだ。インドは220V~240V。

 

また思いついたら更新する。