備忘録 

〜忘れる前に残すメモ〜

67回目 ケツ叩き 〜船便の恐怖〜

アルナチャールプラデッシュ出張から帰ってきて、

 

 

ティワリというインドの正月が明け、

 

 

止まった仕事を確認して、インド人社員のケツをたたきまくる。

 

 

これは?いつまでやる?これは?やった?やってない?やった?次は?いつまで?

 

 

ほぼこのワード。。

 

 

ケツたたきまくった挙げ句の果てに、自分がやるべき管理業務が後ろに倒れ、家でもずっと仕事をする日を送る。

 

 

しかし、そんな日々の中にも、毎日が違う日々でネタだらけの生活が楽しい。

 

 

公私混同。

 

 

それは悪い言葉と取られるけどここでは違う。

 

 

仕事があるからそこに行くのではなくて、そこに行きたいから仕事する。

 

 

中国に行きたいから、中国に売れるものはないか考える。

 

 

フランスに行きたいから、フランスに売れる物を考える。

 

 

それをインド人社員と話しながら、また行きたい場所を話しして、ならそこに売り込みに行くぞと。じゃー方法は?何をうる?どうやって?

 

 

常に新しいことを考えなきゃならないけど、きっかけはそういうところからでいい。

 

 

ビジネス作って俺と行くぞ。

 

 

俺は観光するから、、いや、いや、ちゃんと出張するから。。

 

 

これはある意味自分へのモチベーション。

 

 

自分で自分のケツ叩く。この方法でインド人のモチベーションも上げていきたいが、一歩間違えると、本当に遊びにだけ行きそうなので、こういう話が出来る人を選んで話をする。そこはマネージャーとして締めたいところ。

 

 

賛否両論あるけど、日本で仕事してた時の僕のボスと、インドの今のボスの共通点はここ。

 

 

が故に、僕もそのマインドは刷り込まれている。と、、思う。

 

 

現に、仕事という名前で、インドでのバックパッカーをしているような気持ちで、クレーム取りに行ったり、問題を確認しに行ったり、片道6時間の電車の移動でケツが痛くなっても耐えられる。

 

 

気の持ちよう。

 

 

そんな中、どうしても我慢ならないことがあり、一つ文句を言いたいことがある。

 

 

8月末に出発した船便がムンバイの家にまだつかないということだ。

 

 

船のケツを叩きたい。

 

 

2ヶ月も船便が掛かってるというのはどういう事がおきるかというと。。

 

 

日本にいた時に準備をして購入したものがまだ届かないわけで、

 

 

流石に2ヶ月もいれば、ボチボチ色んなものがこちらで必要になり、

 

 

新たに買うはめになるということ。

 

 

本当はこれから来る船の中に乗ってるのにもかかわらず。。

 

 

そして、結局こちらで買ってしまい、日本で買った船便のものはもはや今となっては不要となる実態。

 

 

これは、これからくる後輩になんとか避けられる方法を導き出してあげたい。

 

 

邪魔くさいのは、

 

 

気合を入れて万全の準備をしたつもりで購入した、、

 

 

スパゲティ60食だ。。

 

 

こんなの隣のスーパーで売ってるわ。。

 

 

と。過去の自分に言いたい。

 

 

そして、さらに最大の問題点。

 

 

トイレットペーパー200ロール。

 

 

インドではトイレットペーパーはちゃんと普通に売ってる。

 

 

日本からわざわざ送る必要全くなかった。。

 

 

こだわりのある人はわからないが。。確かに日本の方が柔らかい。

 

 

インドはシャワーを使いながら、左手で素手で拭いてケツの始末をする。

 

 

それを知ってた自分は。。

 

 

そんなんやってられんわ!と、、出発前は思っていた。

 

 

てか、そもそもトイレットペーパー売ってるのか、、?とすら。。

 

 

そう思った過去の自分は、

 

 

日本でトイレットペーパー200ロールを購入して船便に乗せたわけだ。

 

 

しかし、、、

 

 

不覚にも

 

 

自分自身が、ここ最近シャワーと素手でケツを拭く文化に順応し始め、、、

 

 

トイレットペーパーすら要らない状態になってきてしまったのが怖い。

 

 

これから、来るトイレットペーパー200ロール。。。

 

 

これが、、この家にこれからやって来ることは言うまでもなく怖いし、

 

 

トイレットペーパーを使わなくても良くなってきた自分に対して、

 

 

ダブルで心底怖い。。

 

 

そして、最後に、、

 

 

これを読んだ後輩たちが俺のことをどう思うか、、

 

 

それはまじで怖い。

 

 

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