備忘録 

〜忘れる前に残すメモ〜

73回目 サキナカ 〜飲みに行く〜

インド人『私さん、今日時間ありますか?』

 

 

私『おお。あるけどどうした?』

 

 

インド人『行きましょう』

 

 

私『。。。行くか』

 

 

インド人『ありがとうございます。でも早く出なきゃ。』

 

 

私『まさか、ディスカウント?』

 

 

インド『ハッピーアワーです』

 

 

私『今出よう。早くしろ!すぐ出るぞ!』

 

 

インド人『YES ボス!』

 

 

。。。。。。

 

 

。。。。

 

 

。。

 

 

今日は仕事の後にインド人スタッフから飲みに誘われ飲みに行った。サキナカとは弊社の近くに位置する交差点の名前でそこにバーが集まっている。

 

 

 

仕事の後の軽く一杯なんてのはどんだけ久しぶりだろう。。

 

 

 

仕事の後の一杯をインド人のスタッフとプライベートでやるのは、実は少し悩んでいた。

 

 

 

というのは、僕はボスとしてここに来ているわけで、仕事外で飲みに行くというのは如何なものなのかと。。

 

 

 

特定のスタッフと仲良くしてると、他のスタッフはもちろん気にくわず、最終的にその特定のスタッフが矛先となり、本人が悪く思われることも懸念され、結果的に全体がギクシャクしてしまうのではということも考えた。

 

 

 

日本人マネージャーと、それに近いスタッフを見たら、日本ですら他人がどう思うか分からないのに、ここインドではどうなるのか未知数。

 

 

 

とはいえ、今回で誘ってくれたのは2回目ということもあり(前回は諸事情で断った)、特に用事もないので一緒に飲みに行った。

 

 

 

普通に他愛のない、くだらない話をずっとするわけで、特に彼が僕に対して特別何かを期待しているようには感じられない。親近感があるのは、そもそもの彼の性格だ。

 

 

 

その時にふと思ったのは、僕が日本にいた時に、部長や課長、そして先輩に飲みに行きましょう!とお誘いをした時は、当日とは言わずとも、ほぼ100パーセント一緒に行ってくれてた記憶がふと蘇る。

 

 

 

中には、部下に誘われたら上司は絶対いくぞー!と、有難いお言葉をおっしゃってくれた上司もいた。その時やっていただいたことがいま蘇る。

 

 

 

しかし、ここはインド。

 

 

 

インドのスタッフを束ねる日本人マネージャーの私。。

 

 

 

普通なら1秒後に『行くぞ!』

 

 

 

と言いたいところだが、数秒考えた。むしろ、行くぞ!と言ってから、バーに着くまで色々考えた。

 

 

 

生活面は何とか慣れてきたが、こういう人間関係的な部分がまだ掴みきれない。本来ならガンガン行きたいところ、果たして行って大丈夫なのかと余計な心配をしてしまう。これはいろんな駐在員や諸先輩方の意見を聞いて、自分に落とす必要がある。

 

 

 

一つ思ったのは、他のスタッフにも平等に、やり方を変えつつコミュニケーションを取ろうということだ。時間をかけながら心の会話がもっと出来るようにしていけたらと思う。

 

 

 

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2人で4200ルピー(6000円)

ビール6本とカクテル。

フード四種類。最後に特大鉄板チキンライス。

 

 

 

インドにしては高けーな。